レインボーブリッジ塗装補修工事
特殊大型構造物補修事業として、レインボーブリッジのメインケーブル塗替塗装工事を実施しました。
東京港トンネル補修工事
特殊大型構造物補修事業として、東京港トンネルの補修工事に着手しました。
補修フロー
炭素繊維シート
サイドダクト壁面補修
天井ダクト
中床版補修
壁面補修
鋼構造物のき裂補修
鋼床版のき裂補修
鋼床版は、車両の繰り返し荷重により疲労き裂が発生することがあります。デッキプレートにまでき裂が進行している場合は、舗装を剥ぎ取った後、デッキプレート表面を研掃してき裂の進行状態を確認後、き裂先端にストップホールを打ちます。更に、デッキプレートの上面に厚さ12mmの鋼板を高力ボルトで結合し、耐力を向上させます。
鋼床版デッキプレートのストップホールと当板による補修
部材に発生したクラック補修
受梁と垂直材の溶接部にクラックが発生していることが発見され、CT型鋼の設置と、当板を高力ボルトで接合し、耐力を高める方法で補修しています。
HFRC舗装補修
鋼床版の舗装は、基層にグースアスファルト、表層に粗粒度アスファルトで構成されています。
鋼床版上の従来の基層であるグースアスファルトの代わりに、エポキシ系接着剤で鋼床版とハイブリッド有機繊維補強コンクリート(HFRC)を合成し、既設鋼床版の疲労耐久性を向上させることを目的として実施しているのがHFRC舗装です。
床版連結工事(24時間集中工事)
橋桁の繋ぎ目には、温度変化による桁の伸縮と、桁端の回転に対応するため伸縮継手が設置されています。
この継手部の床版の鉄筋を道路方向に繋ぎ、床版を連続化する「ノージョイント工法」が開発されました。
床版を連続化する効果は、車両がショックの無い走行が出来ること、騒音、振動が周辺住民に及ぼす影響を少なく出来ることなどです。
施工は、24時間連続で1車線を規制して実施され、1号線、3号線、5号線、神奈川線の集中工事にも参画しています。