伸縮装置補修
                高架橋間の継ぎ目には、温度変化による橋桁の伸縮や、橋桁のたわみに伴う橋桁端部の回転による変形を吸収し、路面の連続性を保つための装置が取り付けられています。それが伸縮装置です。損傷した伸縮装置の取替えは、アンカー部のコンクリートをはつり、新たな伸縮装置を設置します。最近では、従来のゴム型式から簡易鋼製伸縮装置へ取替えています。
              
              
              
              
              
              舗装補修
                
                車が安全・快適に走れるよう、劣化・損傷した舗装を補修します。
ポットホールやコブの状態では、舗装面を部分補修します。舗装面のひび割れ等の損傷がひどい場合は、スパン毎の単位で、既設舗装の剥ぎ取りを行い、新しい合材で打換えます。
              
              
              
              排水施設補修
                路面の滞水は事故につながる要因となり、大変危険です。雨水が円滑に排水されるよう排水管の補修を計画的に行っております。
              
              
              緑地帯管理
                
                首都高速道路周辺の環境、景観をよりよいものにするため、植樹されている緑地帯管理を適切に行っています。
                快適な高速道路をめざし、地域環境に配慮した美化対策をすることも私たちの大切な仕事です。
              
              
              
              支承補修
                鋼製の支承が一般的に用いられてきましたが、1995年の阪神淡路大震災以来、荷重分散設計や免震設計が可能なゴムの支承が多く使用されるようになり、補修しております。
              
              
              鋼構造物塗装
                架設される環境より橋梁の劣化状態は様々ですが、当社では、確実に進行経年劣化に対し、橋梁自体の長期耐久性・周辺への環境問題に配慮した塗装仕様・工法のご提案・管理・施工を行っております。
              
              
              コンクリート塗装
                
                鉄筋コンクリート構造物が劣化しないよう、コンクリート表面に塗装を施し、有害物質から遮断する方法がコンクリート塗装です。
                塗装することで美観も保たれ、コンクリートの保全に有効です。
              
              
              
              コンクリート剥落防止対策
                
                コンクリートは丈夫で長持ちする材料の代表ですが、塩害、凍害、中性化、アルカリ骨材(シリカ)反応、酸性雨などが原因と思われる早期劣化や老朽化によるコンクリート片の剥落(はくらく)事故が顕在化し、最近では大きな社会問題となっております。
剥落(はくらく)防止対策として、現場条件に合う工法で補修を行っております。
              
              
              
              緊急応急対策
                
                壁高欄、遮音壁、ガードレール、照明柱、排水管、距離標等、数ある高速道路の付属施設に車が衝突・接触し、壊したり傷つけたりすることがあります。
                これらの損壊物が路面に飛散したり、残存物が歪曲して建築限界を侵すと、後続の車の走行に危険を及ぼし二次災害にも繋がり危険です。
                それらの残存物は至急撤去し仮復旧した後、本復旧します。
              
安全のチェックを行い、直ちに破損物を撤去
                  
                  荷崩れによる飛散物
                  道路上に落下した物件の事例
                
                
                火災事故での緊急応急作業
                  
                  事故復旧
                交通事故により発生した散乱物の排除や清掃、流出した油の処理、防護柵等の復旧作業を24時間体制で実施しています。
              
              
              積雪・凍結対策
                
                雪が降ると、一般の車両は冬季用のタイヤを使用していないため、走行出来なくなります。積雪・凍結対策では、事前の天気情報の収集、パトロール、凍結防止剤散布、除雪、排雪を行い、車両の走行の安全を図ります。
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                  ■待機とパトロール
降雪予報があったり、気温の低下による路面の凍結が予想される場合は、パトロール班・凍結防止剤散布班等が待機します。 パトロール班は外気温を測定し、気象状況・路面状況を無線で報告します。 - 
                  ■凍結防止剤散布
路面の凍結または積雪状況を判断し、散布車により塩水、塩カル、湿塩の散布を行います。 - 
                  ■除雪
積雪が始まると、グレーダー及びスノウプラウ(除雪用特殊車)を使用して路肩側に除雪します。 - 
                  ■排雪
車道の雪をトラクターショベルを用いてダンプに積み込み、雪捨て場に搬出します。 
足場工
              
                どんな工事でも、まず働く人たちの作業が安全にできる設備がなければ、何もできません。その作業をする仮設設備を"足場"といいます。
                一般的な土木構造物には支柱足場を広く用いますが、高架橋の工事では吊り足場が一般的です。
                足場内で補修工事を行うことにより、快適で支障の無い走行を支えております。
              
              
              
              保安規制
                
                弊社は首都高速道路の東東京地区、延長107.6kmの土木維持補修を担当していますが、供用中の高速道路上で工事を行うには、保安規制の実施が不可欠です。
                保安規制を行うには、関係機関との協議、規定された方法による規制の実施が必要です。
                弊社は、これらの協議を円滑に行うと共に、通行車両が輻輳する中で、高速道路のメンテナンスを専門に行う会社として豊富な経験と知識を持ち、安全を確保しながら保安規制を実施できる会社であり、他社様の行う高速道路規制について請け負っております。
              
              
              
              レインボーブリッジ塗装補修工事
                特殊大型構造物補修事業として、レインボーブリッジのメインケーブル塗替塗装工事を実施しました。
              
              
              
              東京港トンネル補修工事
特殊大型構造物補修事業として、東京港トンネルの補修工事に着手しました。
補修フロー
                
              
炭素繊維シート
                
                
                サイドダクト壁面補修
                
                
                天井ダクト
中床版補修
                
                
                壁面補修
                
                
                鋼構造物のき裂補修
鋼床版のき裂補修
                鋼床版は、車両の繰り返し荷重により疲労き裂が発生することがあります。デッキプレートにまでき裂が進行している場合は、舗装を剥ぎ取った後、デッキプレート表面を研掃してき裂の進行状態を確認後、き裂先端にストップホールを打ちます。更に、デッキプレートの上面に厚さ12mmの鋼板を高力ボルトで結合し、耐力を向上させます。
              
              
鋼床版デッキプレートのストップホールと当板による補修
            
                
                
                
                
                
                
                部材に発生したクラック補修
受梁と垂直材の溶接部にクラックが発生していることが発見され、CT型鋼の設置と、当板を高力ボルトで接合し、耐力を高める方法で補修しています。
              
              HFRC舗装補修
                
                鋼床版の舗装は、基層にグースアスファルト、表層に粗粒度アスファルトで構成されています。
                鋼床版上の従来の基層であるグースアスファルトの代わりに、エポキシ系接着剤で鋼床版とハイブリッド有機繊維補強コンクリート(HFRC)を合成し、既設鋼床版の疲労耐久性を向上させることを目的として実施しているのがHFRC舗装です。
                
              
              
              
              
              
              
              
              
              床版連結工事(24時間集中工事)
                
                橋桁の繋ぎ目には、温度変化による桁の伸縮と、桁端の回転に対応するため伸縮継手が設置されています。
                この継手部の床版の鉄筋を道路方向に繋ぎ、床版を連続化する「ノージョイント工法」が開発されました。
                床版を連続化する効果は、車両がショックの無い走行が出来ること、騒音、振動が周辺住民に及ぼす影響を少なく出来ることなどです。
                施工は、24時間連続で1車線を規制して実施され、1号線、3号線、5号線、神奈川線の集中工事にも参画しています。
              
              
              
              
              
              
