道路啓開の実働訓練を実施いたしました
防災訓練の一環として、大地震発生を想定した道路啓開の実働訓練を行いました。
道路啓開とは、緊急通行車両等の通行のため、一車線でも走行できるよう早急に放置車両の撤去、簡易な段差修正により救援ルートを確保することです。
今年度は、首都高速道路管内で、最大震度7の首都直下地震が発生し、首都高速上の複数個所で高架橋の支承が脱落し橋梁の継ぎ目に路面段差や開きが発生する想定で行いました。訓練は、自転車による現地確認、段差の手前で停止した車両の移動、軽量土のう・FRP製の渡し板・EPS (発泡ポリスチレン)スロープ・ゴムマットなどの段差修正材を用いて路面段差や開きを人力で解消し一般車両を誘導する実働訓練です。
参加者全員が緊張感をもって訓練にあたり、対応能力の向上と習熟に取組みました。